初！デイトレ!まさかの小僧寿し(9973)を売買してみた※分析付き

2020年7月1日

はい！！
SEIKOです。
これまで株式投資の基礎や、四季報解説などして来ましたが
やはり株式投資も実践が一番！

実際に購入しながら経験を重ね、考え脳味噌をアップデートしていかないといけないものです！

ここで今回は新たな挑戦を始めてみようと思います。
それは・・・・

『デイトレ』

デイトレとはデイトレードの中でも、数秒～数分の間に数ティック上下しただけで売買および反対決済を成立させる手法を指して「スキャルピング」と呼ぶ。

とは言え、私は基本的には長期保有派です。
優良な会社を絞り数年保有で持っています。

ただ今回やって分かったが、デイトレに優良さはあまり関係がない。。。

買い手が居ない様な板の薄い銘柄でなければ、デイトレは可能。

ってことでせっかくブログやYouTubeも始めてるので、

リアルにデイトレをやったらどうなるのか、皆さんの参考になればと思い初めて見ることにしました！

あくまでも投資なので自己判断でお願いしますね♪

なぜ小僧寿し？？

実はここ数日で小僧寿しに動きがありました！
その前にそもそも小僧寿しってどんな会社だったのか・・？
ここもかなり肝になる部分ですね。
その経緯から見ていきましょう！

株式会社小僧寿しは、持ち帰り寿し店を展開する日本の株式会社です。

事業内容	寿し、弁当の製造販売、ならびに小僧寿しのフランチャイザーとして加盟者に対する原材料の供給と指導
店舗数	小僧寿し直営店 76店 FC 125店茶月直営8店 FC 6店　デリズ直営16店 FC11店カレーハウススパイシー　直営5店春陽堂直営2店サンマルコ直営1店 (2019年12月31日現在）

グループ会社	【連結子会社】株式会社東京小僧寿し（寿しの製造販売）株式会社スパイシークリエイト（カレーショップ、レストランの運営）株式会社デリズ（複合宅配事業の運営）株式会社けあらぶ（介護施設の運営）

※HPより引用
少しHPの情報が古いですが、

小僧寿しチェーンや（旧）sushi花館などに聞き覚えがある方もいらっしゃるのではないでしょうか？

そんな小僧寿しですが実は・・・・

数年前から大赤字企業なんです！꒰꒪꒫꒪⌯꒱・・・

2018年12月期には16億の赤字までに膨れてしまい、債務超過
2019年引き続き赤字となればJASDAQ上場基準に抵触し今後株価が紙切れになる恐れも・・

それを回避するべく2019年に第三者割り当てによる新株予約権を発行し資金調達に。

新株予約権とは、それを発行した株式会社に対して権利を行使することによって、その株式会社の株式の交付を受けることができる権利のことです。新株予約権証券の所有者は、新株予約権を行使して、一定の行使価格を払い込むことで会社に新株を発行させる、または会社自身が保有する株式を取得することができます。新株予約権は、従来の転換社債（CB）の転換権部分、新株引受権（ワラント）、ストックオプションなどの総称です。この権利を表した証券が「新株予約権証券」です。これまでの新株引受権の制限を緩和してできた新しい制度で、2001年の商法改正（2002年4月1日施行）で導入されました。

新株予約権は、新株予約権を発行した会社から、あらかじめ定められた条件で株式を取得する権利のことをいいます。
「あらかじめ決められた条件」とは、例えば会社Aの株式を1株２00円で購入出来るとういった条件のことです。

新株予約権の行使によって発行される株式数や、新株予約権を行使できる機関などによる権利などの条件は、あらかじめ発行前に取り決められ、取得する人との間で合意がなされています。

そして、新株予約権が行使されると、新株予約権行使時の払込額に充当されることで資本の増加として扱われます。

そして、介護・福祉事業を売却し期末には900万の純資産で回避しました！
しかし、最新5月の四半期決算短信では

第5回、第6回の新株予約権で債務超過解消したものの。純資産が脆弱であることからこれらを解消する為に第７回、第8回とまた行うと・・・

SEIKO

何回やるんだよ・・実際にはもう行われました。

決算書を見ていると、どう考えてもものすごく良い銘柄だとは言えない。。。
が、ではなぜ株価が高騰したのか？？

なぜ株価は高騰したの？

まずは2020年2月に発表された連結決算です

小僧寿し、今期最終は黒字浮上へ

　小僧寿し <9973> [ＪＱ] が2月19日大引け後(22:20)に決算を発表。19年12月期の連結最終損益は1.1億円の赤字(前の期は16.7億円の赤字)に赤字幅が縮小したが、従来予想の500万円の黒字を下回り、黒字予想から一転して赤字で着地。20年12月期は0.2億円の黒字に浮上する見通しとなった。

直近3ヵ月の実績である10-12月期(4Q)の連結最終損益は0.1億円の黒字(前年同期は10.6億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-11.2％→0.1％に急改善した。

この次の日には29円あたりにあった株価が４３円まで高騰しました。
これまで赤字経営が続き莫大な負債を抱えている状態にあった小僧寿しも16.7億の赤字から1.1億の赤字まで赤字幅縮小は相当なインパクトを与えたと思います。
そして4Qの実績を見ると黒字に転じているのが分かります。
その後コロナの影響もあり全体的に株価は低迷。
小僧寿しの株価も20円あたりで低迷していました。

しかしその間5月中旬6月で第７回新株予約権・第８回新株予約権の実施が行われました。
これは株主にとってとても高評価になったかもしれませんね。
これまでの成績を考えると、なんとしてでも株価を上げてくれと祈る様な気持ちだと思います！
実際にHPにて新株予約権の報告があった際に株価は徐々に上がってました。

そして期待されるのは、この時期に出る四季報です。
実は前回の四季報では、小僧寿しは上場廃止猶予銘柄にガッツリと明記されています。

黒転に向け新株予約権が好材料で尚且つ四季報の出方によっては株価が上がると思ってる投資家は、四季報発売直前の週明けで仕込み出していますね！
またオンライン四季報でチェックされる方も情報は早いので一気に入った可能性はありますね！