今回は初心者でも分かる、株式投資における””板の読みた方”を解説していきます。
株式投資を行う際には、『株を購入したい人』と『株を売りたい人』との間で売買が成り立ちます。
どんなに買いたくても、売りたくても、相手がいないと成立しないと成り立たないのが株式投資と言う事です。
株を購入するにあたって、注文の入り具合の確認できるのが”板”になります
今回はこの”板”の特徴や活用法を解説していきたいと思います。
板だけを見てデイトレする事も可能なんだよ!
板を見ながら価格がどちらに動きやすいかも分かるんだよね?
板・・いた・・・多分僕も知ってるよ!平たい木の棒でしょ???・・・・
冗談はさておき、早速本題に入っていきましょう!
板の仕組みとは?
では図を入れながら説明していきます!
株式投資の板とは、”何円でどのくらいの量を売買したいのか”が一眼で分かるようになっています
しかし、売買する相手がいないと成立しません。例えば『1株800円で売りたい』と言ってる方と、『1株790円で買いたい』と言っている方の間では売買が成立しません。
ですが、ここで条件の合う相手が出てきたり、相手に値段を合わせることにより売買は成立できます。『1株800で売りたい』という方と、『1株800円で買いたい』と言う方がいれば成立ですね
これらの内容数値が一眼で見れるのが”板”になります。
板の見方
板の表記は以下のように左側から『売り数量』『値段』『買数量』に分かれています。
この図は
458円で5,600株売りたい人々が居て、457円で1100株買いたい人がいる状態です。
458円で1,000株購入するよ!
と注文が入ると売買は成立していきます。
そして、458円より上に並んでる売数量が何かと言うと、価格を設定したうえで『この金額で何株売りたい』と注文を出している人の集まりです。
OVERはその価格以上の売り注文
それとは反対に、457円以下にならんでる買数量は、価格を設定した上で『この金額で買いたい』と注文を入れている人の集まりになります。
UNDERはその価格以下の買い注文ということになります。
ではなぜ、こんな数値を見ることが出来るのでしょう?
それは指値注文しているからです。
簡単に言うと価格設定してその値段になったら売買しますよ!と予約出来るってことだよ!
また今すぐ購入したい場合に市場に出ている価格で『いくらでもいいから買いたい』『いくらでもいいから売りたい』といった場合には成行注文が出来ます。
特・Sマークが出たら注意!慎重になりましょう!
板にはときどき、特別な表示が出ることがあります。
買い(売り)注文に対して売り(買い)注文が圧倒的に多いような場合は「特別気配」となって、「特」マークが表示されます。
板の活用法
基本的に株の売買時には必ず板をチェックします。
今の価格より上にどの位の売り注文がはいっているのか・・
今の価格より下にどのくらいの買い注文が入っているのか・・
この板を見ながら株価の動きを予想し、自分がどのタイミングで売買を行うのか細かい数値を設定していきます。
板の量を見て偏りをチェック
板を見る際には必ず買い板と売り板の量を比較します。
その量の偏りから、今日の値動きを予想したりする事もできます。
買い板、売り板共に大量の同じ数程の注文が入っていれば、価格はあまり上下せず保ち合うかもしれませんし、ここで一気に買いが増してくるとどんどん値段は上がっていきます。
逆に売りが圧倒的に増えて行くと価格はどんどん落ちていきます。
しかし冒頭でも説明したように、株の売買は、相手がいないと成立しません。
どんなに売りたくても買いたい人が居なければ意味がないと言う事です。
必ず自分が売買する際には、どのくらい板があるのかを確認しましょう!
板でトレンド転換を察知
板の数値でも、まだ潜んでる待機人がいます。
見えない範囲で注文がどれだけ待機しているのかを把握することでトレンド転換を予測できることがあります。
確認するのは、板のUNDERとOVERと表記されているところにどれだけの注文(株数)が待機しているかです。
ここを見ることでどちらに転換していく可能性があるのかを確認しましょう。
・ UNDERよりもOVERの方が待機株数が少ない場合→上昇トレンドを形成する可能性が高い・ UNDERよりもOVERの方が待機株数が多い場合→下落トレンドを形成する可能性が高い
これらの特徴を頭に置いておきながら売買を行うと吉
どうだったかな?板は私も毎日見るし、デイトレにも活用するよ!
株っていろんなところにヒントがあるね。
板ーイター頂きますのいたー♪
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