これまで四季報を使い
[特色]・[連結]・[会社情報]・[役員]・[株主]貸借対照表(BS)・キャッシュフロー(CF)・損益計算書(PL)とこんなにも四季報を見れる様になりました!
なかなか一気に覚えられない方も全然焦らないで大丈夫です。
何回も繰り返し見ることでしっかり覚えていきましょう♪
ここまで四季報を見れる様になっただけでもすごく成長です。
めちゃくちゃ頑張ってますね!
そして今回はこれまでやってきた事を踏まえて、導き出せる数字について解説していきます!
これは株式投資をやるにあたり基礎的なことで、必ず知って置く必要があります!
しかし専門用語が並び理解し難い事もあると思いますので・・
私にお任せください♪
しっかり分かりやすく図を入れて解説していきます。
今回使うのは貸借対照表(BS)・損益計算書(PL)・時価総額です!!
これを使い
・EPS(1株あたりの利益
・PER(株価収益率)
・PBR(株価純資産倍率)
・ROE(自己資本利益率)
半分は四季報にも記載がある基礎項目なのでここで理解しておきましょう!もちろん10倍株を目指すにも必須な項目です
では早速本題に入っていきましょう!
よし気合入れていこう!
僕は頭スッキリさせる為にお風呂にしよう!
おいっw
貸借対照表と損益計算書と時価総額?
こーんなに漢字ばかり並ぶと嫌になりそうですが大丈夫ですよ♪
では少し復習から入りましょう!
貸借対照表とはBalance Sheetの略でBSと言われ、
会社全体がどれだけの資本を持っているのか、そして資金調達や運用方法が記され、ここでは会社の健康状態や安全性を確認することが出来ます。
Profit and Loss Statementの略でPLとも言われます。
損益計算書は一定期間の経営成績を表す決算書になります。
収益・運用・純利益が記されていて、この内容から会社の収益力がわかります。
そして、貸借対照表(BS)と損益計算書(PL)は下記の様な繋がりがあります。
損益計算書(PL)で算出された純利益又は純損益が当期貸借対照表(BS)に反映し更新されて行くことになります。
ここからは、ここに時価総額を足して解説したいと思います!
時価総額って何?
そもそも時価総額っていう方の為に!
発行済み株式数に、その時点の株価(時価)をかけて算出する。株価に連動することから、市場の評価による企業の価値と考えられ、企業が持つ資産や、利益を生み出す力、成長力などが総合的に反映される。またその取引所の規模を計る目安となる。
時価総額は会社の価値なので、簡単に言ってしまえば時価総額の金額で買収出来てしまうのです。(厳密には他の価値も上乗せされます)
貸借対照表と損益計算書と時価総額の関連性からみれる数字
これまでやってきた貸借対照表(BS)や損益計算書(PL)は株式投資に撮とって欠かしてはならないものです。
逆にこれがみれると、会社の実態が見えより正しい投資が出来ます。
今回は、これらから見る基礎的な用語や数字に触れていきます。
なぜなら株式投資をするにあたって”知らない”では話にならないからです。
1つづつ丁寧に解読していくので一緒に進んでいきましょう。
・EPS(1株あたりの利益
・PER(株価収益率)
・PBR(株価純資産倍率)
・ROE(自己資本利益率)
・総資産
・負債
・資本
それに対し、損益計算書(PL)は
・収益
・費用(コスト)
・純利益
・PBR(株価純資産倍率)
・EPS(1株あたりの利益
・PER(株価収益率)
・ROE(自己資本利益率)
これらを見ることで、株が割安なのか、利益率が良いのかなどがみていけます。
BPS(1株あたりの純資産)とPBR(株価純資産倍率)
そして純資産から見る数字はまだあります。
それがPBR(株価純資産倍率)
PSは企業の安定性を判断する指標です。
目安として、BPSが株価よりも高いとき、その企業は安定であると測れます。
PBRは会社の資産から、今の株価が割安なのかなどを測る指標になります
要は、『この会社の1株あたりの純資産に対して現在の株価が何倍なのか?』これがPBRの根本的な意味になってきます。
この純資産は、株主全体で保有している資産でもあり、例えば会社が解散し資産を分けた場合に株主に配当される資産でもあるので『解散価値』なんて呼ばれたりもします。
これを1株あたりで表してるものが ”BPS:1人あたりの純資産”です。
会社の資産と株価の比較であり、PBRが小さければ株価が割安だと言うことです。
そしてBPSと株価とPBRは相関関係が成立します。
BPS>株価=PBRが1倍未満である・株価が割安な状態
BPS=株価=PBRが1倍・株価が割安でも割高でもない状態
BPS<株価=PBRが1倍より大きい・株価が割高な状態
EPS(1株あたりの利益)とPER(株価収益率)
EPSやPERはBPSやPBRと違い利益から算出されます。
ここを抑えておくと覚えやすいかもしれませんね!
EPSとは「Earning Per Share」の略で「1株あたり純利益」になります。
「当期純利益÷発行済み株式数」で算出されます
EPSの推移を見れば、企業の成長度が図れ高ければ評価も高まります。
EPSが上がる要素としては
- 純利益が増える
- 発行済み株式数が減る
これらでEPSの数値は変わっていきます。
EPSは、株主が出資したお金でどれだけの利益を出せるのかを見る指標です。EPSが大きく伸びる企業の株は、中長期的に株価が大きく伸びることが多いと言われています。
EPSがわかる様になると、PER株価収益率で割安なのかを見ることができます。
株価を1株当たり利益(EPS)で割ったもので、株価が割安か割高かを判断するための指標です。株価がEPSの何倍に買われているかをみるものです
[例]
A社の純利益 1億円➗100万株(発行済み株)
=100円(EPS数値)
A社の1株あたりの利益は100円(EPS数値)だということです。
仮にA社の株価が1500円だった場合、
1株の利益が100円(EPS数値)なので ”15倍 ”ということになります。
実はこの15倍というのがPERになります。
要はPERとは
*今の株価が1株の純利益の何倍なのかを示してるものなのです*
これだとA社のPERは15倍と言うことですね!こう言った数値を見て割高なのか割安なのかを見ることができます
PERの基準値です。
過去の株式市場のPERを平均すると15倍前後になることから
PERは15以下が割安の水準となります。大まかにはなりますが
20倍以上 | 割高 |
17~19倍 | 少し割高 |
14~16倍 | 普通 |
11~13倍 | 少し割安 |
10倍以下 | 割安 |
と覚えておくか、目につくところにメモしておいて株式購入時にチェックしてみてください。
次にPBR基準値です
PBRの目安基準値は1倍以下になります
そもそもPBRは資産と株価を比較して割安を求める指標ですが、資産にはもちろん現金や土地だけじゃなく、会社のブランド価値や技術なんかも加味されるので1.2倍が平均とされています。
日本全体の平均PBRを見てみると1.2倍程度なのですが、割安と判断できるPBRの目安は1倍以下と言われています。業界によって平均値も異なるのでぜひ調べて参考にしてくださいね!
REOについて
ROEは「Return on Equity」の略で、
”自己資本利益率”と言います。
自己資本に対する利益の比率を表す指標です。
自己資本とは、外部へ返済する必要のない資本(お金)を指します
ROEは株主が出資した資金(株主資本・純資産)に対しての収益性を示すものになります。
要は株主から調達したお金をどれだけ有効的に活用し増やしたかってことだね!
計算方法は
ROE(%) = 当期純利益÷自己資本×100
ROE(%) = EPS÷BPS×100
ROEが高ければ、株主から預かっている資本を効率良く運用し、利益を上げていることになり評価も上がり高い経営能力を持った企業と認められます。
逆に、ROEが低い企業には、その経営能力が低いと判断されてしまいます。
下記2社の例からROEの確認してみましょう。
A社 純利益2,000万円÷株主資本2億円×100=ROE 10%
B社 純利益2,000万円÷株主資本1億円×100=ROE 20%
いずれも純利益2000万円を上げていますが、B社の方が少ない株式資本をもとにしていることから、B社の方が効率的に運用している企業であることが分かりますね!
目安としては、10%以上であれば優秀と言われますし、高成長企業の場合には20%を超えることも多いようです。
”機関投資家の投資判断基準はROE8%”!
ここを気にかけて投資すると良いですね!
・PBR(株価純資産倍率)
・EPS(1株あたりの利益
・PER(株価収益率)
・ROE(自己資本利益率)
何度も繰り返し文字だけで意味を判断出来る様にしていきましょう♪
また動画でも説明するね!
それは嬉しいね!!
今回はこれで終わりだねー!バイバイー!
ごはん・・ごはん。。。
Book-value Per Shareの略称で和訳は1株当たり純資産。企業の安定性を見る指標。
計算式は純資産÷発行済み株式数。
BPSが高ければ高いほど、その企業の安定性は高いことになる。