新型コロナで影響が出だし既に3ヶ月が過ぎました。
日々私たちの生活に支障があるのはもちろん、学校や企業など国全体に影響が出ています。
影響が出てると頭では分かって居ても、実際に今後どれだけ経済に響きそして株価に影響を与えるのか・・・計り知れませんよね。
政府が国民や企業に対して経済対策も行って来てるもののかなり深刻な事態は続いてると言えるでしょう。
そしてこの深刻な問題はもちろん株価にも影響してきます。
今回は株から見た企業ではなく、企業全体から今後の株式市場を見ていきたいと思います!
これが分かるだけで、これから投資する企業のジャンルも変わってくるでしょう。
私たち投資家は”今”だけでなく、”今後”を先読みして投資していかないと意味がありません。
今企業が抱える数字や見込みなどもしっかり理解しておきましょう。
緊急事態宣言も少しづつ解除されて株価にも変動が起きそうな予感!
なるほど!そういう所で予想立てしたりするんだね
今日も元気いっぱいだよ!僕は
新型コロナで企業の9割はマイナス???怖いのは”今”じゃない
皆さん知っての通り、新型コロナの影響は既に、企業から個人まで大きく経済的に影響が出ています。
日々破産申請を出している会社も増えてるのですが、破産数もまだ数値上だけで、企業の中には『隠れ破産企業』も沢山存在します。
破産の一歩手前で何とか会社維持の為にと融資を受けたり、人件費を削減したりと・・
どこも必死です。
そんな中、企業の意識調査が発表されました。
『アンケート内容は新型コロナで業績に影響があるか』
と言う内容です。※上場企業以外も含みます(約12000社)
引用※帝国データバンク
アンケートに答えた企業の88.8%がマイナスの影響があると回答。
グラフの様に2月に比べると既に影響があると答えた企業は26.7%も増加している。
しかし・・今後マイナスの影響があると答えた企業は2月からずっと30%前半をキープ。
どこが傾いたか見てみると、”影響がない”と答えた企業だ。
2月に影響がないと答えてた企業が16%~4%と3ヶ月で12%の減少。分からないと答えている企業も18%~4.6%と強気で居た企業にも不安が広がり影響が出てきていることが分かります。
現在自粛は都内でも5月末までと発表されていますが、5月の数値もだいぶ厳しくなりそうな予感ですね。
その一方でプラスの影響があると答えている会社もあります。
2月で1.7%〜4月で2.7%と1%だけ増えていますが全体的にはマイナス傾向ですね。
この数値で見ていくと、もちろん終息のタイミングもあるでしょうけど、一気に回復は相当厳しいという見方が増えそうですね。
今現在5月中ばですが、都内でも感染者が100人未満で数日落ち着き、一部緊急事態宣言解除もだされています。
やはりここの回復の鍵を握ってるのは個人の支出になってくるでしょうね。
意外にも一番影響受けているのは近畿地方
そしてこのアンケート結果による
マイナス影響があると見込む企業を地域別にわけたデータもあります。
引用※帝国データバンク
これは私も凄く意外だったのですが、、、
イメージだと一番感染者数も多い東京辺りから凄く影響が出てるかと想像しますが
南関東ではなく関西が一番数値が高く91.1%
次に東海で90.4%、南関東で88.9%と
特定警戒都道府県を複数抱える三大都市圏で高いことが分かりますね。
そんな中企業のアンケートでも
・給料も払えない
・売掛金の回収も見込めない
など不安の声がでているようです。
全国的にダメージが来ているのが分かりますね。
これを見てると株価への影響も必ずありそうです・・・・
業種別!コロナ に負けない企業
次は業種別でも見ていきましょう!
ここは株式投資でも見ておきたいポイントです。
まずは業界別です。
引用※帝国データバンク
・不動産
・運輸・倉庫
・卸売
・製造
・サービス
・建設
・小売
・金融
・農・林・水産
で3ヶ月間のマイナスの影響が比較されています。
2月に比べるとどの業種も右肩上がりでマイナス影響が伸びているのが分かります。
4月に入り既にマイナスも今後の見込みも合わせるとすべて85%越えています。。。。
これを見ると5月6月も相当恐ろしい物があります。
こちらは業績に影響がある割合の上位10業種になります。
2月時点で50%を超えているところがほとんどですが、4月『家具類の小売』『旅館・ホテル』は100%その他でも上位10業種は95%以上という恐怖の数値です。
上記の業種内の企業からは
『売り上げの減少が止まらない』
『支援がなければ厳しい』
『過去にない創業以来最大の経営危機』
などの声が寄せられているみたいで、数字を見ているだけでも心が痛いです・・
しかしこの影響が株価にどう影響してるかとみると・・・
家具小売の大手”ニトリ”は暴落から驚くほどのV字復活してるのがわかりますが、
大塚家具はやっと少し回復した程度、元に戻るまで時間がかかりそうですね。
島忠もやっと半値取り戻したと言う感じですね。
ニトリ以外の家具小売などはまだ回復には時間がかかりそうですね。
飲食店も大打撃を受けていると思います。
私が経営してる飲食店もコロナの影響はかなり出ていますからね。。
他人事とは思えないです・・・
テイクアウトやUbereatsを取り入れてもギリギリで経営してる所も多いのではないでしょうか?
と株価をみていくと。。。。。。
びっくり。。
もう今後ヤバイと言われている飲食業界の株価に動きがありました。。
スシローは3月4月と2度にわたり下落を見せていますが株価が上がってきています。一時は2千円を超えるところまで戻しているのが分かります。
JASDAQに上場している大戸屋も底からだいぶ復活を見せています。
マザーズ上場のゼネラル・オイスターも近日あがってきてますね。
新興市場でも企業の不安とは裏腹に株価は上昇してきています。
日経225も上昇して今後の見通しはもちろん誰にも分からないのですが、
3月の底値まで戻る可能性はだいぶ薄まってきていると投資家の間で見解されています。
投資は”安くで買って高く売る”が基本なので一部緊急事態宣言解除で購入が増えている可能性もありますね。
そしてアンケートの中ではプラス影響がある業種も数値化してくれてました!
ありがたやーーーー
こちらです。
引用※帝国データバンク
圧倒的にプラスになっているのが各種商品小売とありますが、
これはスーパーマーケットなどをさしています。
自粛で自炊も増えスーパーの需要はやはり増えていますね。
次に飲食料品小売や電気通信・医薬品や教育も伸びています。
意外にも紙類や文具も増えていますが、これは入学なども重なりプラスになっている可能性もありますね。
企業によっては、終息後の回復に向かい新たな事業への取り組みも行っていると答えているようです。
全体的にみると、多くの会社が今後の不安を背負いマイナス影響があると応えていますが、それとは裏腹に、飲食業界やホテルの株などは回復傾向にあります。ここには、一部緊急事態宣言が解除されたことも理由の一つかもしれません。
このことを考えると、今プラスの影響があると答えてる企業の株価はこれから伸び悩む可能性もでてきます。
例えばトイレットペーパーやマスクが一時不足状態で手に入らず、関連してる企業の株価は需要が高まり高騰していました。
が、今ではトイレットペーパーも充実していますし、店舗でマスクを見ることも増えてきました。急遽品薄で買いが殺到したマスクも安倍のマスクや手作りマスクで需要が薄まったりすることでの株価の低下の可能性も出てきますね。
緊急事態宣言が全面的に解除になるとスーパーなどの株も高いうちに売られがちになるかもしれません。
また株価が安くなってるとはいえ、コロナが収束しても企業の業績が上がってくる保証はありませんので・・
今の時期に投資を考える方は、会社の業績はもちろんですが、会社が持ちそうかなど今後のコロナの動向も踏まえて大きな視野で物事を見る必要があるでしょう!
今回は意外にも会社の今の心境と株価の動きは一致しないと分かったね
それだけ先を見てるってことだね!
自粛終わったらお外でご飯食べれるねー