株式投資には専門用語が数々存在します。
漢字やカタカナなどは日本人でも受け入れやすいのですが、英語となると・・拒否反応が出ちゃう人も少なく有りません。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]私は全く英語がダメ・・・今勉強中なんだ[/word_balloon]
[word_balloon id=”2″ position=”R” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]英語勉強してるの?That’s a great challenge.[/word_balloon]
[word_balloon id=”3″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]( ̄◇ ̄;)英語出来るの?[/word_balloon]
しかーし!私も英語が苦手だからと言って、知らずに投資を始めてしまいとんでもなく割高で不安な銘柄を購入してしまった経験があります・・・・。
”仕組みも知ってるし、チャートも分かるし”なんて思ってたらとんでも無いことになります。
そんな経験も踏まえて、投資をするならしっかり押さえといてほしい
”PER””PBR”
について今回は解説しちゃいます!
PERとPBRの数値では株式が割安なのか割高なのか確認する事ができます。
言葉だけで理解するのは難しいかも知れませんが、わかりやすく尚且つ得する見方を解説しますので、是非最後までご覧くださいね♫
1.PER導き出す数値とは
『PERってそもそもなんなの?』
今そう思ったあなた!!
実は投資家として当たり前に見られるのが、PERなのですが意外と始めたばかりの方やこれから参入する方の認知度は低いみたいですね。株を購入するのに大切な部分なので理解していきましょう。
PER(Price Earnings Ratio)とは=株価収益率になります。
”株を購入したい”と思った時に参考にする情報や数値などは、いくつかあるのですが、
このPERは=会社の利益と比べて今の指標(株価)が割安か、割高なのか妥当な金額なのかを見極める重要な判断材料になるんです!
まずPERをより簡単に理解するためにEPSを説明します!
EPSとは企業の純利益を発行株数で割って、1株あたりの純利益を数値として表しています。*詳しくはまた別のブログでも解説しますね。
EPSは、株主が出資したお金でどれだけの利益を出せるのかを見る指標です。EPSが大きく伸びる企業の株は、中長期的に株価が大きく伸びることが多いと言われています。
ではPERはというと。
[例]
A社の純利益 1億円➗100万株(発行済み株)
=100円(EPS数値)
A社の1株あたりの利益は100円(EPS数値)だということです。
仮にA社の株価が1500円だった場合、
1株の利益が100円(EPS数値)なので ”15倍 ”ということになります。
実はこの15倍というのがPERになります。
要はPERとは
*今の株価が1株の純利益の何倍なのかを示してるものなのです*
これだとA社のPERは15倍と言うことですね!こう言った数値を見て割高なのか割安なのかを見ることができます
2.PBRで見れる数値
PERとは別にPBRも説明していきますね。なぜ続けて説明するか。。。
ここにも理由があります。株の割安、割高、妥当なのかを見る方法はPERだけではありません。もう1つがPBRです。
英語続きで似たような綴りで覚えにくいとは思うのですが、ポイントを覚えれば全然問題ないので諦めずに読んでくださいね!
“PBR(Price Book-value Ratio)とは『株価純資産倍率』のことです”
PBRは会社の資産から、今の株価が割安なのかなどを測る指標になるのです。
要は、『この会社の1株あたりの純資産に対して現在の株価が何倍なのか?』これがPBRの根本的な意味になってきます。
この純資産は、株主全体で保有している資産でもあり、例えば会社が解散し資産を分けた場合に株主に配当される資産でもあるので『解散価値』なんて呼ばれたりもします。
これを1株あたりで表してるものが ”1人あたりの純資産”です。
会社の資産と株価の比較であり、PBRが小さければ株価が割安だと言うことです。
0.8倍場合経営状態に問題がなければ売られ過ぎという判断もできるということです。
この様にPBRは会社の資産から、今の株価が割安なのかなどを測る指標になります。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]ちょっと難しいかな?[/word_balloon]
[word_balloon id=”2″ position=”R” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]PERは純利益から今の株価が妥当なのか判断出来て、PBRは純資産から妥当なのか判断出来るって事だよね![/word_balloon]
[word_balloon id=”3″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]・・僕にはちょっと難しいよ。。トホホ[/word_balloon]
[word_balloon id=”1″ position=”R” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]大丈夫!基準値だけしっかり押さえておけば問題ないよ。[/word_balloon]
3.PERとPBR知っておくべき数値とは?
PERとPBRの数字が何か分かった!!!
とはいえ、どこが基準値になってくるの???と思いますよねー。
私も始めた頃は余裕で分からなかったので安心してください。もはや、これまでの説明は全部忘れて、ここの数値だけしっかり覚えておくだけでもこれから株を購入するポイントが変わってくると思います。
まずPERの基準値です。
過去の株式市場のPERを平均すると15倍前後になることから
PERは15以下が割安の水準となります。大まかにはなりますが
20倍以上 | 割高 |
17~19倍 | 少し割高 |
14~16倍 | 普通 |
11~13倍 | 少し割安 |
10倍以下 | 割安 |
と覚えておくか、目につくところにメモしておいて株式購入時にチェックしてみてください。
次にPBR基準値です
PBRの目安基準値は1倍以下になります
そもそもPBRは資産と株価を比較して割安を求める指標ですが、資産にはもちろん現金や土地だけじゃなく、会社のブランド価値や技術なんかも加味されるので1.2倍が平均とされています。
日本全体の平均PBRを見てみると1.2倍程度なのですが、割安と判断できるPBRの目安は1倍以下と言われています。業界によって平均値も異なるのでぜひ調べて参考にしてくださいね!
業種別平均PER・PBR一覧
業種 | 平均PER | 平均PBR | |
総合 | 15.9倍 | 1.2倍 | |
1 | 水産・農林業 | 14.5倍 | 1.3倍 |
2 | 鉱業 | 35.3倍 | 0.4倍 |
3 | 建設業 | 10.0倍 | 0.9倍 |
4 | 食料品 | 20.7倍 | 1.4倍 |
5 | 繊維製品 | 16.8倍 | 0.9倍 |
6 | パルプ・紙 | 40.7倍 | 0.7倍 |
7 | 化学 | 15.2倍 | 1.2倍 |
8 | 医薬品 | 25.1倍 | 1.8倍 |
9 | 石油・石炭製品 | 5.0倍 | 0.7倍 |
10 | ゴム製品 | 12.8倍 | 1.0倍 |
11 | ガラス・土石製品 | 9.5倍 | 0.9倍 |
12 | 鉄鋼 | 9.8倍 | 0.5倍 |
13 | 非鉄金属 | 8.8倍 | 0.8倍 |
14 | 金属製品 | 11.2倍 | 0.7倍 |
15 | 機械 | 13.7倍 | 1.1倍 |
こちらをメモorコピーして置いとくのも良いですね!
4.PERとPBRの知っておくべき注意点
実はPER・PBRが割高だから決してダメ!と言うわけではありません。
PERの平均が15。
15以下は割安ですね。
もちろん有望な株のPERが10倍など低めだと買いのチャンスもあります。
が!PERが低くても買っちゃダメな時もあるんです。
PERが低ければOKって言うことではなく、低くても業績が悪化していく見込みなどがある場合購入する株ではないと言うことです。さらに低くなるパターンもゼロではありません。
それは逆のパターンでももちろん言えます。
PERが15以上で割高だから買って損すると言うわけではないと言うことなんです。
これはPBRも同じですね!!
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]となると迷いがちになりますが・・ここで少し私からのアドバイスです!![/word_balloon]
株式投資でも短期志向の方、長期志向の方がいます。
実は PERは短期志向
PBRは長期志向に良いと言われています。
長期投資でPBRを調べ投資をすると成績がよかったと言うデータも出てるようです!
PERとPBRの違いは、株価と比較する対象が、純利益なのか純資産なのかですよね。
”利益は短期的に変動があるためPER”
”純資産は短期的な動きはあまりないためPBR”
と言うわけですね。とは言ってもPER/PBRも参考の1つですのでそれだけに頼らずしっかりと資産管理しながら自分にあった投資法を見つけましょうーーーー!
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]最後まで読んでくれてありがとう♪[/word_balloon]
[word_balloon id=”2″ position=”R” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]凄く勉強になったよ![/word_balloon]
[word_balloon id=”3″ position=”R” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]僕も凄く勉強したから今日はゆっくり寝れそうだよ。[/word_balloon]
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